今回は、サッカーの
ディフェンダー(DF)について
初心者の方にも分かりやすく
紹介したいと思います!
DFの鏡
上記の写真は、世界のDFの中でも
超有名な
マルセロ選手です!
まずは、世界でも
トップクラスのDFについて
紹介したいと思います。
ブラジル・リオデジャネイロ出身で
現在は、スペインのクラブチームの
レアルマドリードで活躍しています!
この選手は世界でも、かなり有名なDFとして知られています!
では、どんなとこがDFとして優れているのか?
それは、
ボールコントロールがトップクラスなのです!
DFは、時に相手のプレスがある状態でも
ボールをキープしなくては、ならないときがあります。
マルセロは、その状態からも突破し
パスをつなげるテクニックを持っています!
また、攻撃にも積極的に参加し
鋭いクロスや
強いロングシュートもできます!
この選手は身体能力もすごく高いので、守りも攻撃も華麗にこなしています。
だからと言って、
このようなDFになれ!
というわけではありません。
できれば、ボールコントロールがある程度でき
相手のボールを奪った後に
また、奪い返されることがないよう
ボールをキープする技術は、持っておきましょう!
DFの動き
基本的に、DFは
相手の攻撃を止める
流れを止める
という重要な役割を持ちます!
セットプレイ時の競り合いやインターセプト
ドリブルのカットなど
いろんな場面で相手の攻撃を止める手段があります!
チームによっては、フォーメーションや
守り方が決まっているかもしれませんが
基本的には、1対1になった場合は
簡単にドリブルで抜かれないように
間合いを取ることが大切です!
この間合いは、相手と自分の間に
人が1人入るくらいの感覚を取ると
ボールを扱いやすい安定した感覚を開けれます!
*あくまで個人的な意見です。
この理由としては
近すぎると
相手に体を入れらやすく
ワンタッチで簡単に抜かれてしまう場合がある事と
遠すぎると
フェイントする時間を与え
相手にドリブルする余裕や
パス相手を探す余裕を
与えてしまうからです!
そのため人1人分のある程度の感覚を取り
相手に少しでもプレッシャーを与える必要があります!
また、時には攻める姿勢も大事です。
コーナーキックのこぼれ球や
キーパーが弾いたボールなど
サッカーでは、どのポジションでも
攻撃のチャンスがあります!
DFは守りだけに縛られず
ゴール付近では、攻撃の姿勢を見せることも大事です。
日本代表で例を挙げると
jリーグ浦和レッズ所属の
槙野 智章 選手です!
ポジションはDFですが、チームが攻撃している時に
一緒に前線の陣に入り
ミドルシュートやヘディングシュートなど
チャンスがあれば果敢に狙ってます!
「DFだからおとなしく守れ!」
と言う人もいますが
攻めを行うことにより
DFなのにシュートに
警戒しなくてはいけない人物
と認識されるのです!
それだけでも相手の注意を引いたり
自分の仲間の警戒を薄めることもできるのです!
そうなると、
自分がチャンスを生み出す役となるのです!
自分の存在感を出し仲間をプレーしやすくするのも1つの手ですね!
DFのコツ
DFをする上で、覚えたいコツは
大きく分けると3つあり
1つ目は、オフェンスを止める
ディフェンス力です!
これは、単純にボールカットが上手いとか
ブロックが上手いという意味ではありません。
1番大切なのは、相手オフェンスに
このディフェンダーのところには、行きたくない!
と思わせることです!
つまり、
このDFの所攻めにくい!
自分が思ったプレイをさせてくれない!
と感じさせることです!
オフェンスは
「このコースから攻めよう!」
「このDFを抜いてパスしよう!」
「あのあたりからシュート打とう!」
という考えを持っています。
それを防ぐことで、オフェンスは
自分が思ったことをできなくなり
プレイ中に迷いが生じたり、カットされるのではないかと恐怖心がでるため
攻める余裕がなくなってくるのです。
これを狙うには、オフェンス陣の周りの状況を把握し
攻撃のパターンを予測すること!
また、ドリブルはさせても
ゴールから遠ざけるように誘導したり
パスは簡単に通さないようにコースを塞ぎながら守ることが大事です!
パスする相手がいる場合は、その選手も視野に入れ
パスが渡ってしまった場合にもすぐ対応できるようにしておきましょう!
2つ目は、DF同士の声掛けです!
どうしてもゴール前で
オフェンスと1対1になってしまうと
焦って前の相手しか見えなくなる場合があります。
その時に周りのDFからの
声掛けがあるだけで位置を
把握したり近くにカバーできる選手がいると
安心感を得ることが出来ます!
また、
「反対サイドマークOK!」
「カバーOK!」
という掛け声だけでも味方を安心させることや敵に
プレッシャーを与えることが出来るのです!
よく中学の時などは声掛け大事と
何度も言われた記憶がありますが
その時は、気が付かず今になって
確かに声掛けで仲間の位置を把握することが出来たり
仲間が近くにいると分かり安心感を持って、プレイすることが出来たと実感しました。
そして、3つ目は
メンタルコントロールです!
DFは、チームの最後尾に位置し
DFが抜かれると後はGKしかおらず
不利な状態になります。
そのため他のポジション比べ
「自分が最後がから止めないと!」
とプレッシャーがかかることが多いです。
強いFWがいてその選手が
ガンガン攻めてきても
負けずに何度も競り合い
続ける必要があります!
「このFW来てほしくないなぁ」
など弱気な気持ちでいると
その気持ちが相手に伝わり
相手がより攻めやすい状況を作ることになってしまいます!
そうなると相手も勢いがついてしまうので
DFが気持ちで負けてはダメです!
むしろ、こちらから
「この先突破させないぞ!」
という気持ちで相手に
プレッシャーをかけましょう!
それでも相手と相性が悪いと感じたら
仲間にカバーを頼んだり、マッチアップを変わるのも1つの手だと思います。
DFの練習方法
DFの練習をするには
まずは、オフェンス側の役をする人が必要です!
1対1やセットプレーなど
DFは、様々なシチュエーションで練習する必要があります!
まずは、1対1です!
1対1では、すぐにボールを
取ろうとするのではなく
基本的には、仲間が戻ってくるまで攻撃の動きを止めるのが正しいDFです!
仲間が戻ってくると相手の攻め方を制限でき
守る側としても連携を取りやすくなるからです!
次は、体の入れ方です!
基本DF時は、ボールをすぐ取ろうとする行為はしませんが
- ゴールから離れている
- 後ろに仲間のDFがいる
などの条件の時は、チャンスがあれば
ボールをカットすることも大切です!
ドリブルしている相手に体を入れ競り合いするなど
小学生・中学生では、あまりないかもしれませんが
高校生以上になると競り合い時の
体の入れ方やポジション取りなどが重要になってきます!
この練習が分かりやすく説明してある動画があったのでお借りしました。
海外でも有名なクラブチーム
レアルマドリードの
セルヒオ・ラモス
FCバルセロナの
ジェラール・ピケ
の動きを参考にしてあるので
これらをマスターして、ライバルと差をつけましょう!
最後に冒頭でも挙げたマルセロ選手の
素晴らしい動画があったので
参考までに動画を載せておきます。
上手な選手の動画を見て動きを見ることや
良いイメージを持つことは、とても重要です!
おわりに
DFは、ゴール前の最後の壁なので
簡単に抜かれることはできません!
基本的に、ボールをすぐに取りに行くのではなく
相手との距離をある程度保ちながら徐々に
ゴールから遠ざけたり、仲間が戻るまでの時間を稼いだりすることが大事です!
また、上記でも述べたように
DF同士の声掛けやメンタル面も大切になってきます!
声掛けする事によりカバーリングが早くなり
相手へのプレッシャーを与える事が出来るからです。
さらに、相手を絶対に止めると
心がけるメンタル面!
たとえ抜かれても、その反省を見直し次は止めるように切り替えを作る事も必要です。
また、全ての動きに対し余裕を持ち
周りの状況を常に把握することも必要です!
まずは、そこをマスターして
DFとしての役割を果たしましょう!
最初に求められる部分は、基礎的な部分となってくるので
初めから色んな事に挑戦しようとしなくでも大丈夫です。
1つ1つできる事を増やし、守れるパターンを増やしていきましょう。
そのあと
余裕が出てきたら、徐々に攻めもできるように練習していくといいと思います。
この記事を参考にしていただき、皆さんがDFとしてフィールドで活躍することを期待しています!
この他にも別のポジションの説明・必要となる技術紹介の記事を書いているので
完成次第、追記したいと思います!
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