今回は、スローインを遠くに飛ばすコツを簡単に紹介したいと思います!
スローインは投げる際、誰にも邪魔されることなく行う事が出来るので
コツと方法さえ分かれば誰でも出来るようになります。
また、スローインは安全にパスを出すことが出来るので
確実に味方の攻撃の起点となるパスを出せるようにしておきましょう。
ロングスローのやり方・コツ
スローインをするからには、遠くまで投げれる技術も欲しいですよね!
スローインでボールを投げる事をロングスローと言います。
プロの世界では当たり前の技術です!
遠くに飛ばすには筋力が必要なイメージですが、それだけとは言えません。
体の使い方も重要となってきます!
また、投げ方も種類があるため
自分に合った投げ方を身につけましょう。
最初は、遠くに投げるために
少し助走をつけて投げてみましょう!
投げる前に大体3、4歩くらいステップを踏み勢いを出し
そして、投げる直前の足は前後に
いつもの自分の歩幅より大きく開き投げます!
そうする事で、自分の体重が一気に前方へ移動し遠心力が発生します。
この時、身体を少しそる事でより遠心力が働きます!
これが、ロングスローのコツの1つです!
次に必要なのは腕の振りですね!
結構ありがちなのが、ボールを
頭の真後ろまで持っていく人です。
真後ろまでもっていくとボールが半円を描くように動きます。
この軌道だとボールに働くベクトル(力の向き)が上方向に働きます。
すると、ボールは上に飛び味方に渡るまでに時間がかかったり
相手DFに競り合うタイミングを与えてしまいます。
そのため、理想的なボールの位置は
頭のてっぺんから約45度後方の位置です。
その位置からボールを投げるとボールのベクトルは、斜め上を向くので胸の位置に投げたり
最後に手首を返すことで足元に投げたりもできるのです。
また、ボールのスピードも上がるため
クイックスタートの時や相手DFがマークにつく前に
投げる事が出来ます!
これが利用的なフォームですが、後ろに腕を回すと肩を痛めてしまう選手や腕が上がりにくい選手は頭の上からでも構いません。
スローインのルール(注意点)
スローインにはルールがあり、タッチライン(フィールドのライン)や投げ方など注意点がいくつかあります。
滅多にスローインで反則の判定が出る事はありませんが
意外と知らないルールがあるので参考までに紹介しておきます。
まずは、タッチラインを超えない事です!
ラインを踏むことはセーフですが
片足でも完全にラインを越えてしまうと
ファールスローとなります!
中々超えてしまう事はないので
ラインを意識しすぎて萎縮してしまうぐらいなら
あえて踏んで投げるようにしてみましょう!
*タッチラインのルールはこれだけです。
次に、投げ方です。
上記のようにすれば反則はありませんが
サッカーを全く知らない人のために記載しておきます。
まず、両足が地面についている事が絶対条件です。
当たり前ですがジャンプなどしてはいけません。
また、片足でも離れるとファールスローになります。
他にも片手で投げたり、頭の上を通さず投げるなども当然ダメです!
次に、体を捻って投げるのはNGです!
ちゃんと投げる方向に対し、身体を真っすぐに向けておくことが大切です。
スローインの時は、視線が自分に来るので
苦し紛れのスローインをしていると逆に恥ずかしいです。
※ちなみにファールスローすると相手のスローインから始まります。
上記の助走をつけてのスローインでも
最後に後ろ足が浮かないように注意しましょう。
内田篤人のスローイン
スローインが上達し、ロングスローも出来るようになると直接攻撃につなげる事も出来ます!
元日本代表のDF内田篤人選手は
代表戦でロングスローを見せてくれました。
得点にまでは繋がりませんでしたが、直接ヘディングなどを狙える軌道のボールを投げました!
その時の動画があるので添付しておきます!
ここまでできるとコーナーキックみたいなもんですね!
スローインも練習してこのくらいまでの飛距離があると十分だと思います。
最後に
スローインは、誰でもする機会がありますが
その中でも多いのはDFだと思います!
普通のスローインの精度を上げることも大切ですが
ロングスローをして周りを驚かせたい人は
是非この記事のコツをマスターしてください!
そうすれば、最後の動画にある内田選手くらい投げる事が出来ると思います!
ロングスローを使い攻撃の起点を増やすことや仲間のシュートアシストになれるよう頑張ってください!
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